食事と免疫力

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新型コロナウイルスの影響から免疫力に注目されることが多くなりました。「新型コロナに〇〇が効く」という話を耳にしたりすることもありますが、特定の食品やサプリメントで感染を防ぐことはできません。

免疫力とは病気から体を守るために備わっている仕組みです。しかし、加齢やストレス、食事の偏りや生活習慣の乱れ等により免疫力は低下してしまいます。

 

免疫力アップのための食事

 

  1.   13食バランスよく食べていろいろな栄養素をとる

どの食品が良いのかにこだわり過ぎるより、いろいろな食品をとることが多くの栄養素をとることにつながります。

  1. よく噛んで食べる

唾液にも免疫力を上げる様々な役割があります。唾液を増やすにはよく噛むこと、「ひと口30回」が目安です。

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  1. たんぱく質をとる

免疫細胞の材料でもあるたんぱく質が不足しないように、肉類、魚類、卵、大豆製品等を積極的にとりましょう。

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  1. 抗酸化作用(ビタミンACE)があるものをとる

免疫細胞の強化や、活性酸素による免疫力低下を防ぐ作用があります。

ビタミンA:緑黄色野菜、うなぎ、レバー

ビタミンC:果物、緑黄色野菜、芋類

ビタミンE:ナッツ類、魚介類

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  1. 発酵食品や食物繊維をとり腸内環境を整える

免疫力の60~70%は腸にあると言われ、腸内環境を整えることが免疫力のアップにつながります。

発酵食品:ヨーグルト、味噌、納豆、チーズ

食物繊維:きのこ、海藻類

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その他に、体を温める、適度な運動、質の良い睡眠、ストレス解消、笑うことなど日常生活の中にも免疫力アップの方法は多くあります。無理なくできることから始めてみましょう。